本格稼動したいと思っても、最終更新から早2年近く。全く更新する暇もなくあちこち忙しく走っていました。
行った所はアメリカ、ヨーロッパ、時には心は宇宙を駆け巡り、ようやく今は日本に戻っています。
居場所が落ち着かないという知り合い達のクレームをいただき、モットモダと返す言葉もなかったのですが、ひとまず来夏あたりまで福島県のいわき市に住む事になりました。
場所は、橋本宙八・ちあきご夫妻の営む「マクロビアン」。
阿武隈山地の奥深く、地図では何の目印もないところです。(試しにどうぞ。⇒地図) |
街と較べたここの主な特徴をいくつか。
イメージできますかぁ?
携帯の電波が届かない、ISDN回線がようやく繋がる
(おかげでネットができます。ありがたい!)
数えるほどの人が住む部落の近く
(隣の家まで歩いて5分)
お風呂は薪で焚く(もちろん薪は自分達で切り出す、拾う)
最寄駅までは車で一時間、クネクネ山道を下りていきます
バスもポストも銀行もお店もどこにもありません
あるのは圧倒されるほどの自然、樹、虫、鳥、森に
囲まれた暮らし
イノシシにも出遭うらしい(まだ会ってないけど) |
でも、毎日のように宅急便は来てくれるし、郵便を届けにも来てくれる。
台風が来ても樹々に守られて大したダメージもない。
すべてに感謝、あるものに感謝する毎日です。 |
何よりもここで一番おいしいのは、空気と水。
澄んだ空気、山から流れてくる水。
これさえあればどんなお料理でもおいしくなってご飯がおいしいなぁと思います。
ソーラーで温め薪で沸かしたお風呂は、水が優しくてお肌がツルツルに。
見渡す限りの緑。晴れていれば満天の星、先日の中秋の名月は怖いくらいに美しかった!
冬に向けて今の一番の問題は、いかに早く薪ストーブを点火できるか。
(部屋のストーブ)暖をとるため死活問題!毎日煙にまかれながら、まだ修行が必要です。冬が終わった頃には焚き火の達人になっているはずです。
いわきの冬は昨年過ごしたアメリカのベケットやクリーブランドの雪の冬に較べて寒いんだろうか。無事に越冬できるよう祈るしかありません。 |
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昨年の今頃はイギリスでボランティアをしていました。キャンプヒル(知的障害者施設)で収穫祭のお祭りがあり、とれたてのかぼちゃのスープとしぼりたてのリンゴジュースを飲み、アップルクランブルを食べたのがおいしかった。
バイオダナミックの肥料を作るべく、牛の角にスペシャルな物体(!)を入れ土に埋めたのも今頃。あれはその後どうなったんだろうか。
懐かしい!ぼちぼちハローウィンにむけて準備中かなぁ。
さて来年の今頃は、どこにいるんでしょうね。お楽しみに。 |
今の一番の楽しみは仕事の合間をぬってちょっとだけ出かける「散歩」。
毎日変わっていく景色を見ながらウロウロするのが嬉しいです。
(私の場合、ウロウロするという表現が一番合っている)オフで時間のある時は、
近くの原生林「とわだ遊学の森」を歩くのがとても楽しいです。
地域のボランティアの方々によってなりたっている素敵な森です。
小川の清水が甘くてオイシイ。もうすぐ紅葉が始まるようなのでとても楽しみ。
写真が撮れたらお知らせします。
乞うご期待。 |
では、NewスタートのKuniのページを、時間のある限りお楽しみ下さい。
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2006.11初
(本当は11月にスタートする予定で準備した文章) |